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練習日記

2017年03月16日 19:40

このところブログの更新を怠っており、久々の投稿になります。


今日でGPと当日リハを除く練習が終了しました。あと3日間は個人的な練習でより完成度の高い、自由な演奏を目指します。

今週は2日間クルークハルトの練習を集中的に行いました。クルークハルトの五重奏は後期ロマン派特有の気高い薫りとコミカルな面白さが融和した魅力的な作品である一方で、和音の薄い箇所が多く、少しの油断も許されない精密な曲でもあります。全体としては流麗でないとロマンティックな雰囲気を演出できないものの、丁寧に組み上げていかなければなりません。いわば、ロマン派と古典派の難所が一気に押し寄せるような感じです。

従って、丁寧に細部の構造を理解するところに始まり、和声と対位法の進行をゆっくりと確認しました。


今回は一見耳なじみのある「分かりやすい」曲ばかりですが、いずれも形式、和声、対位法というドイツ音楽の妙が詰まった名曲ばかりです。いつも以上に時間をかけて作り上げた演奏ですので、演奏会ではその魅力をお伝えできれば幸いです。

第三回定期演奏会

2016年10月25日 13:15

弊団と東京大学フィルハーモニー弦楽四重奏団の第三回定期演奏会は、今までになく多くのご来場者をお迎えし、盛況のもと終了いたしました。お越しになった方々に厚く御礼を申し上げます。


今回はヒンデミットなど、20世紀以降の作品に焦点を当てましたが、いずれもロマン派の流れを拡張した音楽で、その和声進行や構造の力学が巧みに使われています。このことは練習開始当初に気づくことは難しく、次第にゆっくりと見えてきて、本番前にはかなり明確な形が姿を現してくれました。このような私たちなりの理解が多少たりとも伝わっていれば幸いです。


次回の演奏会は2017年3月20日、かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールにての開催を予定しております。曲目はライヒャの木管五重奏曲(Op. 91-3)やハイドンのディヴェルティメントなど、オーソドックスながらその後の室内楽の礎となった名曲を演奏いたします。ご来場お待ちしております。

いよいよ明日!

2016年10月21日 12:56

ついに第3回定期演奏会まであと一日となりました。ここ数週間は集中的に濱本音楽監督に練習指導をしていただき、特に複雑なアンサンブルを丁寧に解していきました。ヒンデミットの音楽は実に奥深い世界で、それを徹底して半年間味わった結果物を明日ご披露できるように心がけます。

鈴木洋平

ホール打ち合わせ

2016年10月08日 22:04

今日は杉並公会堂にてホールの担当者様と打ち合わせを行いました。毎度感じることですが、杉並公会堂は演奏者とご来場者様の視点からコメントをくださり、話し合いが非常にスムーズに進みます。人気のあるホールでなかなか予約が難しいのですが、その秘密は細やかなおもてなしにあるのかもしれません。


さて、明日は東大フィルの内部で開催される室内楽大会に五重奏で参加します。しっかりと手応えを感じてから22日の本番に臨みたいものです。


鈴木洋平

練習日記

2016年10月04日 23:13

10月2日に練習を行いました。この日は音楽監督濱本広洋氏立会いの練習で、濱本氏から沢山のコメントをいただきました。ヒンデミットは変拍子やシンコペーションが多いものも一見そんなに複雑でない楽譜面ですが、いざ合わせようとすると微妙な加減が難しく、とてもやりがいのある曲です。2日は第一楽章を中心に、アゴーギグや細かいアンサンブルの作り方を丁寧に確認しました。


そして、練習後にはフルートM君の大学院入試合格祝いを行いました。彼は全身の東京大学フィルハーモニー木管五重奏団のときから熱心に運営を支えてくれており、我々木五ファミリーの喜びもひとしおです。


今後もこのような形で練習の報告など、団員の日常や非日常をお送りして参ります。

(鈴木洋平)

団員の日々の生活

2016年03月24日 21:54

本団のHPでは団員の日々の生活の様子や出来事を配信していこうと思い

このような場を設けさせていただきました。

 

定期的な更新を目指して頑張ります!

今後とも宜しくお願い申し上げます。

初ブログ

2016年03月15日 15:17

本日よりブログを始めました。いろいろな情報をアップデートしていくのでお見逃しなく。RSS フィード でブログのアップデート状況を確認できます。